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タパスだけど幸せなカチカチ隊

今年のカチカチ隊は、スタート前に体の様々な箇所の硬さをチェックしました。
一言で体が硬いと言っても、人によって硬い部分も違い、その原因は様々です。

 

一つのポーズが上手くできないとしても、どこが硬くてできないのか、またどこの筋力が不足しているのかが見えてきます。

 

レッスンで皆で硬さチェックをすると、人によって様々に違うことがよく分かります。
ヨガでは人と比較して優劣つけることはもちろんありませんが、それぞれの違いに気づくことができます。その違いは単に違いであって、優劣ではありません。
まずは自分の今の状態を知り、それを受け入れる、そしてただひたすらに向き合ってまた受け入れるを繰り返します。

 

そして5週間かけて、より良い状態へ変化させていきました。
 
ヨガを究める八つの段階として、八支則があります。
その中の2段階目は、「ニヤマ」と言われ、やった方が良いことが示されています。
さらにニヤマには5つの項目があって、そのうちの一つが「タパス」です。

 

タパスは苦行と訳されますが、いわゆる苦行とまでいかずとも、自分自身をより良い方向へ向けていくように、少し負荷をかけていくことです。
ですので、カチカチ隊のこの取り組みもタパスと言えるでしょう。

 

初めは負荷になっていたことも、次第に習慣となり心地良さに変わります。
タパスがタパスでなくなっていくのですが、それはつまり、自分の限界を越えていく、限界のその先へと自分の幅が広がっていくことです。

 

ヨガをすることで、新しい世界へ広がることができたり、自己肯定が高まったり、他人受容できるようになったり、体を調えるだけでない深い効果に感動します。

 

そして、結局は幸せ感を味わうことができます。
この幸せな感覚が広がっていけば平和だね〜♡