· 

サットヴァな時代へ

実家の近くに高速道路が通って、周りの田畑がどんどん潰されてる。

いわゆる幹線道路沿いのお店や物流センターが建設されている。

幼いころから見慣れた景色はどんどん変化していく。

お芋掘りした芋畑ももうない。

 

「もう十分便利だよね~。高速道路もお店ももういらないよね~。」

とつぶやくと、息子は、

「資本主義だから仕方ないんだよ。常に利益を上げないといけない。もうみんな充分て気づいてるけど開発はやめられないんだよ。」

と。

あ~そういうことなのか…

さらに続けて、

「みんなが幸せになる理想を掲げて社会主義ができたけど、それも上手くいかなかったでしょ?」

 

その時代その時代で、誰もが幸せになるために知恵をしぼってきたんだなあ。

色々思うことはあっても、そのおかげでなんだかんだ幸せに暮らせてるんだよね。

 

でも、もう新しい時代に来たのかもね。

より多く、より速くとがんばってきたラジャスな時代を経て、これからサットヴァな生き方を見つける時代なのかもね。

また、みんなが知恵をしぼって、よりサットヴァな時代へと入っていけますように。

 

「全ては良い方へ進んでいる」

と、私の師は教えてくれました。